加工部門の矢口です。
お米を使って、試験的にジャムを作ってみました。
古代米の黒米や赤米はさらし餡と合わせて、「和」なあんこジャムに。
普通の餡子よりもあっさりとした味なので、餡子は甘くて苦手という人におすすめかもしれません。
古代米のプチプチとした食感がアクセントになっていて、このジャムでおしるこを作ったら面白そうです。
コシヒカリは「リ・オ・レ」風に、バニラ風味のミルクジャムに。
お米は日本人にとって主食なので、牛乳で甘く煮込むなんて~!と思われる方もいるかもしれません。
ですがヨーロッパ等では、甘いミルク粥って定番の食べ方。
「リ・オ・レ(Riz au lait)」はフランス語で、「リ」はお米、「レ」は牛乳という意味で
ミルク粥という意味の言葉なんですよ。
日本ではまだまだ浸透していませんが、デセールの構成にリ・オ・レを組み込ませるシェフも増えてきています。
もしレストラン等で見かけたときは、一度注文してみてはいかがでしょうか。
こんなの作ってみてはどうかなーと想像するのが大好きなので、
お米を使ったジャム、ひとまず出来上がってニンマリ。
もし商品にするのであれば課題はたくさんあるのですが、お米の可能性の一つとしてジャムもありでした。
加工部門 矢口